はじめに
今までもいくつかの会社でドラッカー風エクササイズをやって来たのですが、毎回説明資料を作るのが面倒なので、ここに整理してまとめておこうと思います。
進行役としてやること
- 事前準備
- 当日やること
- 楽しんで進行する
以下説明資料
チームビルディングの目的
「心理的安全性」と、「信頼関係」を構築するのが目的です。
これからチームで仕事に取り組むためには上記2つが大事だと思います。
Googleの研究( Google re:Work - ガイド: 「効果的なチームとは何か」を知る )では
効率的なチームで重要なことは「誰がチームのメンバーであるか」よりも「チームがどのように協力しているか」である
という研究結果も出ています。
ドラッカー風エクササイズの目的
「アジャイルサムライ」という本にはドラッカー風エクササイズが以下のように紹介されています。
次の質問に答えることを通じて、チーム内の対話と信頼関係をかたちづくる。どちらも高いパフォーマンスを発揮できるチームなら必ず備えているものだ。
- 自分は何が得意なのか?
- 自分はどうやって貢献するつもりか?
- 自分が大切に思う価値はなにか?
- チームメンバーは自分にどんな成果を期待してると思うか?
私は、 メンバーの志向の把握、自分への期待感をすり合わせることで、すれ違いを減らし、やりがいを持って働ける状態に近づける というのがドラッカー風エクササイズの目的だと解釈しています。
事前準備
スプレッドシート、miro、notion等に表が用意されているので、そこを埋めていってください。
具体的には、表の次の項目を穴埋めしてください。
それぞれの項目について、箇条書きで1,2個書くようにしてください。箇条書きは1項目につき最大3個にしてください。
最右列に私のサンプルを書いておきます。
- 名前とあだ名
- 自分は何が得意か?
- 仕事のやり方
- どうやって貢献するか?
- 自分が大切に思う価値はなにか?
- チームメンバーは自分にどんな成果を期待していると思うか?
- ストレングスファインダー(やっていれば)
当日の流れ
- アイスブレイク (2分)
- 今のお気持ちを書く時間 (1分)
- 共有する時間 (1分)
- 改めて説明 (3分)
- 一人ずつ (8分/人)
- 自分が書いたことの発表 (3分)
- 他の人が期待することを書く (2分)
- 他の人が期待することを共有 (3分)
- クロージング (30秒/人)
- 一人一言感想を言う。気づいたことでも、今後の抱負でも。
参考資料
- 「ドラッカー風エクササイズ」で期待をすりあわせて安全なチームに - ペパボテックブログ
- チームの期待値を合わせる!ドラッカー風エクササイズとタックマンモデルを組み合わせた結果 | Backlogブログ
終わりに
ドラッカー風エクササイズの問いに対する答えは自分の成長とともに変わってきます。
人が増える等プロジェクトの節目に見直すと良いと思います。
私は、こういう風に進行しているよ!など、意見ありましたらコメントを書いていただけると嬉しいです。