はじめに
mongolyy.hatenablog.com に続き、スキルマップ作成の進め方についてここに整理してまとめておこうと思います。
進行役としてやること
以下説明資料
チームビルディングの目的は 過去記事 と同様なので省略します。
スキルマップの目的
個人的には次のことに尽きると思っています。
- チームの強い部分、弱い部分の見える化
これらの目的が達成されることにより、
- あうんの呼吸でサポートしあえる
- チームの弱い部分をカバーするような立ち回りが、チーム全体で自然とできるようになる
- 自分で宣言すること、周囲とのベクトル合わせにより自己学習に対するモチベーションアップ
といった効果が期待でき、チーム活動がよりスムーズになります。
スキルマップ作成のアンチパターン
- 人事評価とからめる
- 過大申告すると、スキルマップの目的が失われるので
- 目標管理とスキルマップの「今後習得したいスキル」が同じになる場合もあるかもしれませんが、過大申告につながると良くないので分けて考えるようにしましょう
- この場も、人事評価とは関係ないので、ありのままのスキルを書くようにしましょう
- スキルマップの項目を固定にする
- チームの成長、プロジェクト/プロダクトの状況により必要なスキルも変化します
- 定期的に見直しましょう
- 最初の頃は1ヶ月周期、プロジェクト/プロダクトが落ち着いてきたら半年で見直せばいいと思います
事前準備
スキルマップのたたき台を作成しておきますので、以下の凡例に従って入力をお願いします。
◎ :人に教えられる
○ :一人でできる
△ :サポートがあればできる
・ :今後習得したい
空欄:できない
また、追加したい項目、削除したい項目があればその列挙もお願いします。(実際に追加・削除の投票はワークショップ当日に行います)
当日の流れ
- アイスブレイク (2分)
- 今のお気持ちを書く時間 (1分)
- 共有する時間 (1分)
- 改めて説明 (3分)
- 追加、削除したい項目の議論(10分)
- 追加したい項目、削除したい項目の列挙(2分)
- 追加したい項目、削除したい項目の理由の説明(5分)
- 追加したい項目の投票、削除したい項目の投票(2分)
- 追加する項目は最大m票、削除したい項目も最大n票というように制限をつける
- 投票によって決まった、追加される項目と削除する項目を表に反映(1分)
- スキルマップに自分のスキルの入力(3分)
- スキルマップに書いた自分のスキルの説明 (1分/人)
- 特に、こういうサポートができるとか、今後、こういうことをできるようにしたいとか
- クロージング (30秒/人)
- 一人一言感想を言う。気づいたことでも、今後の抱負でも。
参考資料
- スキルマップ作成のすすめ | Ryuzee.com
- 忙しい人のために「星取表 / スキルマップ」を超簡潔に解説!|はち -複業PdM-|note
- カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
終わりに
私は、こういう風に進行しているよ!など、意見ありましたらコメントで反応していただけると嬉しいです。