mongolyyのブログ

開発(Javascript, Typescript, React, Next.js)や開発手法(スクラム, アジャイル)、勉強したことについて色々書ければと。

RSGT 2023 参加の記録

はじめに

メーカーのコーポレート部門でソフトウェアエンジニア兼スクラムマスターをしているモンゴルです。 今回、3回目となったRSGT参加の感想と、印象に残ったスライドを書いておこうと思います。

感想

はじめての登壇緊張したけど、自信につながった

今まで、対外的には実績はほとんどなかったので、胸を張って言える実績が解除できてよかったです。

心が震えたこと その1 ~同志、先輩がいることを認識した~

大企業での組織変革ということでNTT コミュニケーションズの岩瀬さんが前のほうで歩みを進めていることを知ったり、 アジャイルコーチから他社のSM、PO等を紹介していただいていていて、色々つらみがあること、それを乗り越えているのを聞いてやる気になりました。

心が震えたこと その2 ~共鳴してくれる人が現れた~

今回、自社から他にも参加してくださる方がおり、発表前まで緊張をほぐしてくれたり、応援してくれて、称賛してくれて非常に心の支えになりました。

一番嬉しかったのは、そのメンバーがOSTでテーマを提案、つまり、自分も貢献したいと変化している場に立ち会えたことでした。
今回物理的な意味だけでなく、精神的な意味でも私の動きについてきてくれて共鳴してくれる人が現れたということにより、今まで2年間あれこれやってきた活動に意味があったんだなと感じれました。

印象に残ったスライド

なぜ変化を起こすのが難しいのか? - 数年以上に渡って難しさに向き合い考え取り組んできたこと

スライドのP.186~の隣の芝生は青いの件は、今の自分と重なるところがあり、刺さりました。

及川さんの「辞める気になって会社に働きかけてみましょう」「本当にやれることを全部やってますか?」(スライドP.171)は、本当にそうで、もっとやれるところあるはずと思えましたし、岩切さんの大義があるか?(P.203)の問いかけも、個人的にはYesだと思ったのでまだやれると思いました。
そして、P.204の高橋さんの「迷ったらつらい方を選ぶ」というのも「今のはつらい道だ!」(会社の人に失礼)と、思えて自分の今の選択について非常に納得できました。

岩瀬さんは話が上手く引き込まれるので、気になった方は後日公開されるYoutubeの動画を観ることをお勧めします。

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The Stable Team - 機能する安定したチームをつくる -

スライドP.73~の特にチームレジリエンスのプロセス、SECIモデルの回し方あたりが、印象に残りました。
最近若手の育成のところで悩んでいましたが、同じ景色を見るというのが不足していたと感じています。
もっとペアプロします!

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(新米)エンジニアリングマネージャーのしごと

若手の育成で間接的スキャフォールディングがいいなーと思いました。
また、アジャイルの手本から外れるかもしれませんが、今のチームで指揮統制型プレイングマネジメントも一度やってみてもいいかもなーと、その時にどういうことが起きるか観察してみてもいいかもなーと思いました。

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チームのパフォーマンスを引き出す、ワクワクするプロダクトゴール/OKR

最近チームの目標設定で、高さとか、速度感とか認識相違がありそうだなーと思っていたところだったので自分にとってタイムリーでした。
しなしなを減らして、わくわくを増やしていきたい!

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アジャイルな組織改善 〜手法とマインドセット

スライドのP.40のところで、観察→考察→対話→行動の型を意識しようと思いました。(今まで直感でやっていた)
また、個人的には、観察→考察→対話→仮説立案→行動のように、対話の後に仮説を立てて行動するということもあったので、上記流れを意識しつつ、適宜ステップを追加して改善が進められると、流れがシンプルになって自分でも理解しやすいし、人に説明しやすいだろうなーと思いました。

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「笑顔の合意」のテクニック - 噛み合わない会話と対立を克服するための、エモさを排した実践的なスキルと技法 -

NVC大事(スライドP.20~)。
観察、感情、ニーズ、要求の流れについて、何か摩擦があるときにこそこのことを思い出さねばと思いました(2ヶ月ぶり、3度目(笑))

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デイリースクラムの”守破離”(日々をより楽しく有意義にするヒント)

ストーリー立てて考える、話すという考え方が面白かったですし、特にP.71の4つ目の質問の「チームへの提案/依頼はありますか?」という問いかけは、意思決定の支援としてよい問いかけだなーと思いました。
使っていこうと思います。

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おわりに

勉強になったし、なにより楽しかったです。
もっとコミュニティ活動に参加して、もっとつながりを作りたいと思いました!