はじめに
最近、アジャイルコーチから以下の動画を薦められて見てみたのですが、これを見たことで新しい視点を手に入れることができた気がするので、その思いを綴ろうと思います。 (とか言いつつ、実は四分の一しか見ていないので、冬休みに残りを見ようと思います。。汗)
マーシャル・ローゼンバーグ NVC(非暴力コミュニケーション) 入門編4の1
マーシャル・ローゼンバーグ NVC(非暴力コミュニケーション) 入門編4の2
マーシャル・ローゼンバーグ NVC(非暴力コミュニケーション) 入門編4の3
マーシャル・ローゼンバーグ NVC(非暴力コミュニケーション) 入門編4の4
どんな視点で見るようになったのさ?
- 良い悪いという一つの評価軸で物事を捉える機会が減った
- イメージで語るということを無くそうと意識し始めた
- 他者の話について、イメージで話しているかどうか注意するようになり、どこまでが実際に起きた事象なのか把握するように努めるようになった
以上のような効果があったと思います。
1個目について補足します。
良い悪いという二元論的評価については、物心ついた頃から、学校、親から次のような教育を受けていると思っています。
- 正解を取ること、成功すること = 良いこと、褒められる
- 間違いをすること、失敗すること = 悪いこと、怒られる
この考え方は他者を躾けるという意味では便利なのかも知れませんが、
現実の事象ではこの二元論で分類できないこともありますし、アジャイル的な考え方をすれば、失敗することはむしろ学びの機会でもあり良いことだったりもします。
つまり、正しい、正しくないというのはあくまでイメージでしかなく、それ自体に分類する意味はないし、仮に分類するにしても、表裏ではなく隣同士くらいの関係なので、少しずらして考えてみるだけで、意味はひっくり返るということになると、思っています。
結果どうなったのさ?
- 人の話を聞くときに、課題にフォーカスできるようになった
- イメージに囚われなくなり、精神的負担が減った
イメージが先行したり、良い悪いの話になると、同情して、解決策を見いだせずに終わったり、ミスリードによって本質的な課題にたどり着けずに終わることありましたが、事実のみを捉え、良い悪い等のイメージを排除することで、課題にフォーカスできるようになりました。
また、「間違ってしまった!!!」みたいな負い目の感情も和らぎやすくなったり、「なんであの人は〇〇してくれないんだ!これが正解なのに!!!」みたいなことでイライラもしなくなりました。
他にも、議論で感情的になることが少なくなったように感じます。
終わりに
- 物事を俯瞰したい方
- 心の安定を手に入れたい方
は、是非、この動画を見てみると良いと思います。
また、こういう何が正解とか無いよねという認識に達すると、一見、負に見えるようなことも、受け入れられるようになると思っています。
こういう認識により「無知の知」の認識も得られるようになりそうだなとも思いました。