はじめに
メーカーのコーポレート部門でソフトウェアエンジニアとスクラムマスターをやっているモンゴルです。
スクラムでの実験の中で良さそうなものを紹介していきたいと思います。
第二回目はふりかえりを変えるです。
ふりかえりを変えるって、何を変えるの?
ふりかえりの手法自体を変えてみる
次のSpeakerDeckの資料が参考になります
チームメンバーそれぞれが感じる課題というのは異なるので、どれをやってみるといいか話し合ってみるといいでしょう。
対話によって、新たにやってみるふりかえりの目的意識も共有できて、ふりかえりの質が高くなると感じています。
また、「意見が出ない、、」ということであれば、未来志向のものを提案してみるといいでしょう。
KPT等、通常よく実施されるふりかえりは過去を見つめて意見を出し合います。
未来志向で、ありたい姿を考えることにより、自分たちを今までとは異なった視点、俯瞰した視点で見るきっかけにもなります。
むきなおり(=未来志向のふりかえり)について、次の記事なども読んでおくといいと思います。
- 事業をふりかえって、行きたい方向へむきなおる | DevTab - 成長しつづけるデベロッパーのための情報タブロイド
- 向き直りと振り返りをうまく活用して成長していったチームの物語 - Speaker Deck
ふりかえりのファシリテーター(以下、ふりかえりマスター)を変えてみる
チームのふりかえりの雰囲気が変わったり、チーム全体のファシリテーション能力向上のきっかけになる効果があります。
ただ任せるだけでなく、スクラムマスターとしてふりかえりマスターへフィードバックもすることも重要です。
どういうチーム、ケースにおすすめの実験か?
- ふりかえりに慣れてしまって、新たなTryがなかなか見つけられないチーム
- チーム全体でファシリテーションのスキルを向上させたいチーム
おわりに
個人的には、むきなおりがお気に入りです。
3ヶ月、半年に1度やってみるといいと思います。
みなさんも、ぜひ、「ふりかえりをこう変えたら良かったよ」とか「このふりかえりを定期的にやるの効果あるよ」とかあれば、教えていただけると嬉しいです!