はじめに
メーカーのコーポレート部門でソフトウェアエンジニアとスクラムマスターをやっているモンゴルです。
スクラムでの実験の中で良さそうなものを紹介していきたいと思います。
第一回目は1dayスプリントです。
1dayスプリントって何?
その名の通り、スプリントのタイムボックスを1日にして、スクラムイベントを実施する実験です。
実験の延長で、実際に自分たちの取り組みに取り入れてみてもいいと思います。
1dayスプリントどうやるの?
タイムスケジュールを事前に決めます。
タイトになりがちなので、おおよそのスケジュールを事前に決めておき、前日に翌日の予定を確認してFIXするようにするといいでしょう。
タイムスケジュールの例としてはこんな感じになると思います。
- 9:30~10:00 プランニング
- 10:00~12:00 作業
- 13:00~13:30 リファインメント
- 13:30~16:00 作業
- 16:00~16:30 スプリントレビュー
- 16:30~17:00 ふりかえり
どういうチーム、ケースにおすすめの実験か?
- 1w/2wスプリントに慣れてきて刺激が欲しいチーム
- モブ作業、ペア作業、コミュニケーションを増やしてみたいチーム
- 長期連休があり、いつもと同様のタイムボックスが確保できない場合
1dayスプリントで気づけることの例
- コミュニケーションを密に取ることで、フロー効率が上がること
- 1,2日放置されているタスクがなくなり、普段自分たちのコミュニケーションやタスク管理の問題点に気づける
その他
- プランニングからレビューまでの時間が限られているので、集中して取り組む & コミュニケーションを増やす必要があり、疲れる
- だけど、一日でレビューまで完了して、残業ブーストで対応するという技は使えないので残業は減る
おわりに
「自分たちはこんな感じでやってるで!」とか、「こういう実験やってるよ!」とかあれば、是非教えてください。
引き続き、スクラムの実験を紹介していこうと思います!