はじめに
メーカーのコーポレート部門でソフトウェアエンジニア兼スクラムマスターとして働いているモンゴルです。
最近上司や同僚から「仕事での相棒を作った方がいい」と言われて、その時に人を見極める力をつけるという点で薦められた「人を選ぶ技術」を読みました。
感想を書いていこうと思います。
感想
この本を読む目的は?
人を見極める力をつける
どうだった?
面接をするときの考え方が深くなった
人物の構造を4つの階層(「経験・知識・スキル」「コンピテンシー」「ポテンシャル」「ソース・オブ・エナジー」)に分けてとらえているのがためになりました。
コンピテンシーを見極めるためには、「意見ではなくとった行動にフォーカスする」という話について、自分はその人のいいところを引き出すという目的から意見を聞きすぎていたなと、行動に目を向けられていなかったなと、反省しました。
ポテンシャルについても、目を向けられていなかったと感じました。
本書では、
「○○ができるか」ではなく「○○することにエネルギーがわくか」に着目する
というように書かれていたのですが、自分は表面的なことばかり見ていたなと、これもまた改善点だなと感じました。
カルチャーフィットや性格についても、私は直感でラフに使っていましたが、これらは推測、考えが短絡的である恐れがあるということがわかり、使う場合は慎重に使っていこうという気持ちになりました。
また、最後の方の事例で採用基準は「いい人」だけという話があったのも面白かったです。
どこまで意図しているかわかりませんが、抽象度を高くすることで、ポテンシャルやソース・オブ・エナジーの方に目が行く仕組みになっていてすごいなーと感じました。
終わりに
人を分析するときに使える知見が増えました。
特に、面接などをする人は役に立つと思います。
相棒を探すという本来の目標は完全には達成できなかったので、個人的に気になっている次の本を今度読んでみようと思います。